<特集・C-POP男性歌手列伝4>見事復活の新・四大天王は「ファルセットの王子」―レオ・クー

Record China    2009年1月23日(金) 11時12分

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90年代初頭の「四大天王」台頭から、現在の創作系R&B歌手ブームまで、香港・台湾の代表的な実力派男性歌手らを紹介しながら、C-POPの歴史を紐解く。第4回は、「ファルセットの王子」として一世を風靡したレオ・クー。

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かつては歌唱力が最重要視され、歌謡曲調のポップスが席巻していた香港・台湾の音楽シーンだが、近年は自身で創作もこなす新勢力が台頭してきている。この特集では90年代以降の代表的な男性実力派歌手らを振り返り、C-POPの歴史を紐解く。

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もともとTV番組の司会として活躍していたレオ・クー(古巨基)が歌の才能を認められ、歌手としてデビューしたのは94年。当時の音楽シーンを独占していた「四大天王」に肉迫する数少ない歌手として数々の新人賞を総なめにする。その細くデリケートな歌声で「ファルセット(裏声)の王子」との異名を得、“熱唱系”が主流だった歌謡界に新風を吹き込み、新「四大天王」の1人に名を連ねる(他3人はアンディ・ホイ(許志安)、ハッケン・リー(李克勤)、エドモンド・リョン(梁漢文))。その後は契約上のトラブルから活動停止を余儀なくされ不遇の時代が続くが、05年に香港歴代のヒット曲を集めたメドレー「勁歌・金曲」が爆発的ヒット、再びメインストリームに返り咲く。

●レオ・クー(古巨基)

72年8月18日生まれの36歳。香港出身。94年にデビュー。95年に香港の4大TV局による新人賞を全制覇するなど受賞歴多数。代表曲に「歓楽今宵」「愛與誠」「勁歌・金曲」など。(翻訳・編集/愛玉)

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