ジャッキー・チェン「父親の資格なし」と自嘲、息子との「冷ややかな関係」を語る―香港

Record China    2009年1月22日(木) 23時4分

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人気俳優のジェイシー・チャンが、所持している米国籍を放棄し、中国籍を取得したことに際し、父親のジャッキー・チェンは「立派な息子に比べ、僕は父親失格だ」と自嘲気味に語った。写真右がジェイシー・チャン。

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2009年1月21日、ジャッキー・チェンの息子で人気俳優のジェイシー・チャン(房祖名)が、所持している米国籍を放棄し、中国籍を取得したと伝えられた。米国生まれの息子が中国人としてのアイデンティティーを尊重したことに満足顔のジャッキーは、「立派な息子に比べ、僕は父親失格だ」と自嘲気味に語った。北京娯楽信報の報道。

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ジェイシーが成人した今でこそ互いを認めあう関係のジャッキー親子だが、ふだん電話で会話する時などは「もしもし…うん…ああ」の3語で会話は終了してしまうという。以前、1年ぶりに再会した時ですら、ジェイシーはちらりとジャッキーを見やり、「やあ」と言っただけだった。ジェイシーのこのような冷淡さは、幼少時をほとんど父と離れて暮らしたことに起因するかもしれない。ある時、ジャッキーは仕事の合間を縫ってジェイシーを学校に迎えに行ったことがあったが、息子がすでに中学生になっていたことを知らなかったジャッキーは、小学校の校門で待ちぼうけをくらったこともあったという。

そんなジャッキーも、息子のしつけについては確固たる信念を持っており、「厳しくしてこそ孝行息子が育つ」と考えている。しかし、ジェイシーにはどうしても直らない悪癖があった。大スターの御曹司として育ったジェイシーの辞書には「節約」の2文字はなく、貧しい少年時代を過ごしたジャッキーは苦虫を噛み潰す思いで息子の浪費癖を見守っていた。外出の際に自分の部屋の電気すら消さず、そのまま何日も平気で帰宅しないような生活を続ける息子に業を煮やしたジャッキーは、ある日自宅の電気メーターを息子の部屋の分だけ分割、ジェイシーに電話を入れ、「これからは自分で電気代払えよ」と言い放ったという。そのほか、自称“潔癖症”のジャッキーは部屋の整理整頓にも口うるさく、ジャッキーが帰宅するたび、ジェイシーは緊張し通しの時間を過ごすのだという。(翻訳・編集/愛玉)

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