<偽造紙幣>撲滅キャンペーン開始、アジト通報者に奨金400万円―中国

Record China    2009年1月21日(水) 19時4分

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20日、人民元の偽造紙幣が各地で見つかったことを受け、中国公安部は偽札撲滅キャンペーンを開始した。写真は新疆ウイグル自治区カラマイ市で発見された偽造紙幣。

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2009年1月21日、新華網によると、人民元の偽造紙幣が中国国内のみならず近隣諸国・地域でも広く流通していることなどを受け、中国公安部は20日、「09行動」という大規模な偽札撲滅キャンペーンを開始。製造拠点摘発をめざし、中国の威信をかけ本格的な対応に乗り出した。

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「09行動」会議の席で、公安部の劉金国(リウ・ジングオ)副部長は、広東省、広西チワン族自治区、福建省、浙江省、河南省など10地域を重点地区とし、全国規模で捜索すると述べた。また、偽造紙幣の製造拠点やメンバーの通報、情報提供者に対し、報奨金を支給することも決定。製造拠点を通報し、それが事実だった場合は30万元(約390万円)、多額の偽造紙幣取引や輸送などに関する情報提供には1万〜10万元(約13万〜130万円)、偽造グループ主犯の所在を通報し、逮捕につながった場合には1万〜5万元(約13万〜65万円)の報奨金を支給するという。

旧正月を控えた中国では、偽造紙幣流通のさらなる拡大が懸念されており、公安部では各地の公安機関、関連部門に対し、全力で偽造紙幣の製造グループ摘発にあたるよう通達を出している。(翻訳・編集/岡田)

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