<恐竜の里>中国最古の肉食竜の足跡を発見―雲南省禄豊県

Record China    2009年1月16日(金) 17時32分

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15日、中国雲南省の楚雄イ族自治州禄豊県で昨年春に発見された恐竜の足跡の化石は、中国最古となるジュラ紀前期の肉食恐竜のものであることが分かった。写真は禄豊県にある恐竜博物館。

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2009年1月15日、中国雲南省の楚雄イ族自治州禄豊県で昨年春に発見された恐竜の足跡の化石は、中国最古となるジュラ紀前期の肉食恐竜のものであることが分かった。網易探索が伝えた。

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禄豊県で発掘されたのは中国最古の新種で、「棋盤張北足跡」(Changpeipus pareschequier ichnosp.nov.)と名付けられた。中国地質科学院地質研究所の●立達(シン・リーダー=●は「形」の左側+おおざと)研究員と米ディキシーステートカレッジユタ校のジェード.D.ハリス教授らが共同で、15日発行の中国地質調査局の月刊誌「地質通報」(Geological Bulletin of China)で標本を発表する。

名前に付けられた「棋盤」とは、「碁盤」や「将棋盤」のこと。シン研究員によると、地元の村民が将棋盤を作ろうと村にあった平らで大きな石を持ち上げたところ、その下から今回の化石が見つかったことに由来する。

禄豊県は「世界の恐竜のふるさと」と呼ばれており、これまでに三畳紀、ジュラ紀、白亜紀時代の肉食および草食恐竜が130体以上も発見されている。昨年4月には恐竜テーマパーク「世界恐竜谷」がオープンし、多くの観光客を集めている。(翻訳・編集/NN)

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