2009年1月8日、北京晩報によると、「新・世界7不思議」を選考したスイスの「ニューセブンワンダーズ基金」が、現在「世界7大自然奇観」の選考を行っている。主催者の話では、エベレスト、コロラド大峡谷、ネス湖など世界261か所が「新・世界の7大自然奇観」の座をかけてしのぎを削っているという。

【その他の写真】

中国からは北朝鮮との国境にある長白山（白頭山）、パキスタンとの国境・カラコルム山脈にあるK2、ヒマラヤ山脈のエベレスト（中国名・チョモランマ）、長江、香港の望夫石などがノミネートされている。

「世界7大自然奇観」は2007年からネットを通じての選考が続いており、最終選考は2010年に決まる。しかし一方で、環境保護団体などからは「世界7大自然奇観」の選出が自然破壊につながるのではとの懸念も出ているという。（翻訳・編集/岡田）