国宝パンダに虐待疑惑、ネット上は激怒の嵐―広東省深セン市

Record China    2009年1月8日(木) 11時27分

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7日、5年前に四川省臥龍パンダ保護センターから広東省深セン市に送られたパンダの「永巴(ヨンバ)」が虐待に遭っている可能性が高いことが、ネットユーザーの指摘で明らかになった。

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2009年1月7日、5年前に四川省臥龍パンダ保護センターから広東省深セン市に送られたパンダの「永巴(ヨンバ)」が虐待に遭っている可能性が高いことが、ネットユーザーの指摘で明らかになった。四川新聞網が伝えた。

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指摘を受けたのは深セン野生動物公園。「虐待」を訴えたユーザーは、同園で「永巴」を見た際、手足はやせ衰えいつもお腹を空かせている様子に思わず涙が出たと言い、可哀そうな姿を写した写真も添付した。「永巴」は今年25歳。人間でいうとかなりの高齢にあたり、老年期特有の腹水のせいでお腹は膨れ上がっている。さらに、有料で「永巴」と記念写真を撮るサービスが行われていることも明らかになった。

同センターの李徳生(リー・ダーション)副主任は、「ユーザーの指摘が本当なら、連れ戻しを検討する」と憤慨する。また、園の「小銭稼ぎ」のためにパンダを駆り出すことも「許されない行為」とし、同園に、「永巴」の栄養管理の強化と記念写真の中止を求めたことを明らかにした。

一方、ネットユーザーの批判の的となった同園側は、「写真のパンダは確かにうちの『パンダ1号』だ」と認めたものの、虐待疑惑に対しては否定。飼育員も「パンダは健康そのもの」と主張する。事態を重く見た広東省林業局は6日、実態調査に乗り出すことを発表した。(翻訳・編集/NN)

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