2008年12月16日、世界最大規模のオークションデータ提供サイト「artprice．com」を運営する仏アートプライス（Artprice）社と金融・保険大手アクサ・グループはこのほど、世界で最も良く売れているコンテンポラリーアート作家のランキングを発表した。ベスト20にはアジアから13人が選出され、中国人作家11人がランクインしたことが分かった。成都晩報が伝えた。

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ランキングは、両社が2007年7月〜08年6月までのオークション結果を基に集計したもの。第1位はジェフ・クーンズ（米国）で期間中の成約額は6940万ポンド（約95億2300万円）。以下ジャン＝ミシェル・バスキア（米国）、ダミアン・ハースト（英国）、リチャード・プリンス（米国）と続いた。

中国の芸術家では、張暁剛（ジャン・シャオガン）が成約額3230万ポンド（約44億3200万円）で第5位にランクイン。続いて6位に曾梵志（ズン・ファンジー）、7位岳敏君（ユエ・ミンジュン）、9位王広義（ワン・グアンイー）、10位劉暁東（リウ・シャオドン）とベスト10に5人が、20位以内には合計11人がランクインした。

こうした状況に、英紙「インデペンデント」は「10年以内には世界の芸術品市場でアジアの作品は西洋の作品と肩を並べることになろう」と評しているという。（翻訳・編集/HA）