ダライ・ラマと仏大統領の会談中止を要求、仏中関係再び悪化も―中国

Record China    2008年11月15日(土) 14時41分

拡大

14日、中国外交部の秦剛報道官は先日発表されたフランスのサルコジ大統領とダライ・ラマ14世との会談に、中国政府として反対する姿勢を表明した。写真は今年10月、北京市開催のアジア欧州会議に出席したサルコジ大統領。

(1 / 8 枚)

2008年11月14日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は先日発表されたフランスのサルコジ大統領とダライ・ラマ14世との会談について触れ、「改善に向かっている仏中関係、EUと中国の関係を重視すべきだ」と発言、会談中止を訴えた。BBC中国語版が伝えた。

その他の写真

13日、サルコジ大統領は来月6日、ポーランドでダライ・ラマ14世と会談すると発表した。両者はともにポーランドのワレサ元大統領のノーベル平和賞受賞25周年記念式典に参加する。今年8月、両者は会談の予定があったが、仏中関係悪化の懸念から見送られていた。

秦報道官はダライ・ラマの中国分裂活動及び外国の指導者がダライ・ラマと接触することに反対すると表明、仏中関係及びEUと中国の関係悪化につながりかねないと警告した。今春にはパリでの北京五輪聖火リレー妨害事件の影響を受け、中国ではカルフール不買運動など大規模なフランス製品ボイコット運動が起きている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携