カジノ最大手がプロジェクト凍結、6千人以上が失業か―マカオ

Record China    2008年11月13日(木) 13時9分

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12日、米カジノ大手、ラスベガス・サンズ(LVS)は経営不振のためマカオで進めていたプロジェクトを一時凍結すると発表。失業者は少なくとも6000人に上ると見られている。写真はサンズ・マカオ。

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2008年11月12日、香港「文匯報」は、米カジノ大手、ラスベガス・サンズ(LVS)が経営不振のためマカオで進めていたプロジェクトを一時凍結、失業者は少なくとも6000人に上ると報じた。中国新聞網が伝えた。

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同グループのスポークスマンは11日、今年第3四半期の決算報告を行い、純損益は3200万ドル(約30億円)の赤字だったと発表。その席でマカオプロジェクトの一時凍結も発表された。

同グループは、マカオの超豪華リゾートホテル「ザ・ベネチアン・マカオ」の開発を行っており、第5期および第6期工事が未完成だった。だが、11日の時点で、すでにほとんどの作業員が現場に出ていない状況。取材に応じた1人は、「数か月前から給与未払いが続いている。作業員のほとんどは別の現場に移った」と証言した。

マカオは、「東洋のラスベガス」といわれるカジノを中心とした世界的な観光地。02年にカジノ経営権の国際入札が行われてからは、外資系企業からの投資ラッシュが続いていた。(翻訳・編集/NN)

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