象牙4tの競売、日中の業者が独占―ジンバブエ

Record China    2008年11月5日(水) 9時5分

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3日、アフリカのジンバブエで同国が所有する象牙の在庫約4tが、日本と中国のバイヤー限定の競売に掛けられ、およそ50万ドル(約4900万円)で落札された。写真は3月、広西チワン族自治区で摘発された象牙の違法取引。

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2008年11月3日、アフリカのジンバブエで同国が所有する象牙の在庫約4tが、日本と中国のバイヤー限定の競売に掛けられ、およそ50万ドル(約4900万円)で落札された。国際オンラインが伝えた。

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今回の競売は、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約:CITIES)の委員会が07年、全体会議で承認したもの。会議では、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、南アフリカ共和国の4か国が在庫として所有する象牙約100tの輸出が許可された。収入はゾウの保護や生存環境の改善にあてるとされている。日本と中国は、この会議で唯一象牙の輸入を許可された。

南部アフリカにおける象牙の競売は、今回で3か国目。先週は、ナミビアで7t、ボツワナで44tが競売に掛けられた。次は南アフリカ共和国で51tが競売に掛けられる予定。これらの象牙は全て、自然死したゾウから採取したものだという。(翻訳・編集/NN)

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