上海で人材革命!チャイナ・ドリーム求めエリート続々帰国―中国

Record China    2008年10月30日(木) 15時47分

拡大

26日、メキシコ紙「ミレニオ」は、「中国は世界の工場という地位に満足しない」と題する文章を掲載。中国は現在、人材の育成に努め、海外留学経験者も多数帰国しているという。写真は08年2月、上海で行われた大型就職説明会。

(1 / 3 枚)

2008年10月26日、メキシコ紙「ミレニオ」は「中国は世界の工場という地位に満足しない」と題する文章を掲載した。中国は現在、「優秀な人材の工場」となるべく、上海に進出したグローバル企業と協力しながら人材の育成に努めており、海外に拠点を置いていた中国人も多数帰国しているという。新華網が伝えた。

その他の写真

同記事によると、「中国は現在、人材革命の真っ只中にある」という。その中心は上海だ。上海にはマイクロソフトやIBMなど、世界の先進企業が開発の拠点を置いている。近年、留学を経験し学位を取得したエリート中国人が多数帰国し、ここで実力を発揮している。

上海の外資系企業の多くは、人材を本国から採用するのではなく、中国人を現地採用するという人材戦略をとりつつある。また、「海帰派」と呼ばれる海外留学経験のある帰国組を積極的に受け入れるべきとする政府の方針が功を奏しており、「チャンスがある場所」として中国人エリート層が帰国している。ある留学経験者は「チャイナ・ドリームはアメリカン・ドリームより魅力的だ」と語る。

また、ある企業の経営者は「ここ最近、外国で一緒だった友人から、家も車も売り、帰国する準備が整ったという内容のメールを頻繁に受け取るようになった」と話している。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携