ミャンマー国境地帯でデング熱が流行―雲南省

Record China    2008年10月18日(土) 12時21分

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2008年10月、雲南省では隣接するミャンマーからデング熱の流行が飛び火、これまでに68件の感染例が報告されている。写真は02年8月、広州市で実施されたデング熱対策のため蚊の駆除作業。

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2008年10月、雲南省では隣接するミャンマーからデング熱の流行が飛び火、これまでに68件の感染例が報告された。現地では媒介となる蚊の駆除作業などの対策が進められている。17日、中国新聞社が伝えた。

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デング熱は蚊を媒介として広がる熱性疾患。感染すると通常3〜6日間の潜伏期間を経た後、1週間近くにわたり40度近い高熱に襲われるが、軽症で済むケースも多く死亡率は1%以下といわれる。予防及び治療に特効薬はなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の対策となる。

現在、雲南省のミャンマー国境地域では蚊の駆除作業を進めると同時に、一部学校での体温測定を義務づけるなどして感染者の早期発見に努めている。雲南省寄生虫予防治療所のスタッフは、対策の成果で感染は減少傾向に向かっているとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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