<冷凍インゲン>現地検査は異常なし、問題メーカー製品85%が日本へ―山東省

Record China    2008年10月16日(木) 18時3分

拡大

16日、中国産冷凍インゲンから高濃度の殺虫剤が検出された事件について、輸出元企業の所在地で検疫当局が問題ロットの製品を検査したところ、異常は確認されなかった。資料写真。

(1 / 3 枚)

2008年10月16日、日本に輸入された中国産冷凍インゲンから高濃度の殺虫剤が検出された事件について、製品輸出元の所在地である山東省莱陽市の出入国検疫検験部門が問題ロットの製品を検査したところ、異常は確認されなかった。新華社の報道。

その他の写真

今月12日、山東省莱陽市の食品メーカー・煙台北海食品有限公司が最終加工し、日本へ輸出された冷凍インゲンを食べた東京都の女性がしびれなどを訴え、医療機関で治療を受けた。検査の結果、殺虫剤・ジクロルボスが残留基準量の3.45万倍検出された。

これを受けて現地の検疫部門では15日午後、問題製品と同ロットの製品を対象にサンプル検査を行ったが、有機リン系農薬の残留を認めなかったとした(編集部注:ジクロルボスは有機リン系化合物)。さらに、原料の栽培現場や加工現場における品質管理は行き渡っており、異常を認めなかったとした。

煙台北海食品有限公司は90年に設立された日台合弁企業で、主に冷凍野菜を加工し、その85%を日本市場に輸出している。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携