軽視の表れ?韓国わずか1ページ=重点は日本など4極―中国外交白書

Record China    2008年10月17日(金) 7時18分

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15日、中国の「08年版外交白書」は、韓国についての記述がわずか1ページしかなく、ネパールやモザンビークなどと同等の扱いになっているという。写真は07年8月、中韓国交正常化15周年を記念して北京で開催された韓国写真・映像展。

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2008年10月15日、韓国「中央日報」の報道によると、中国の「2008年版外交白書」では、韓国についての記述がわずか1ページしかなく、ネパールやモザンビークなどと同等の扱いになっているという。「環球時報」が伝えた。

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中国は同白書で、「中国の外交はソフトパワーの時代に突入した」とし、「政治や経済も重要だが、文化や環境問題、教育などのソフトパワーを無視すれば国家利益の最大化は不可能である」と強調している。

その上で外交上の重点国家(地区)を米国ロシア、欧州連合(EU)および日本の4大地区に分類。特に米国との関係については、経済協力関係の拡大だけでなく、両国軍部高官の相互訪問の実現、軍事ホットラインの開設、軍事交流の実施など、軍事面においてもこれまでにない大きな成果を上げたと評価している。

一方、昨年国交正常化15周年を迎えた韓国については、わずか1ページを割いて触れたのみ。その扱いや内容はフィリピン、ベトナム、モザンビークなどとほぼ同等で、パキスタンやニュージーランドに比べるとボリュームが少ないか、分析が十分でないという。

中国の外交専門家は「外交白書の各国に対する記述の多さと、その国に対する外交上の重視度は比例する」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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