ケニアの象牙密猟・密貿易、中国人が加担か―英紙

Record China    2008年10月10日(金) 20時2分

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3日、ケニアの中国人労働者が象牙の密猟に加担している可能性が高いとの記事を英字紙が掲載した。象牙の密輸により現地で逮捕される中国人も増えているという。資料写真。

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2008年10月6日、新華網によると、英「デイリーテレグラフ」紙が3日、ケニアの中国人労働者が象牙の密猟に加担している可能性が高いとの記事を掲載した。

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動物愛護団体の調べによれば、ケニア北部で道路工事に従事している中国人労働者により、象牙の密猟が急激に増加し、すでに数十頭もの象が被害に遭い、殺されているという。08年8月までに発見された象牙を切り取られた象の死骸は57頭。07年と比べて15%も増えており、3年連続で被害が増加している。

ケニアの野生動物保護組織は、象牙の密猟と中国人労働者の渡航には関連性があると見ており、同組織の責任者によれば、殺された象の半数以上が道路工事のために中国人が渡航してきてから殺害され、地域も一致しているという。また、ケニアのナイロビ・ジョモ・ケニヤッタ空港で象牙の密輸により逮捕されているブローカーの大多数は中国人で、ある中国人は110kgもの象牙を密輸しようとしていたという。(翻訳・編集/岡田)

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