<北京五輪>ドーピング検査のやり直しを決定=新たな検出方法の開発で―IOC

Record China    2008年10月10日(金) 12時50分

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8日、国際オリンピック委員会(IOC)は、北京五輪に参加した選手から採取したドーピング検査用の検体を再検査すると発表した。新たに検出が可能になった薬物の使用有無を調べる。写真は8月12日、試合後ドーピング検査を受ける男子体操の李小鵬選手。

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2008年10月8日、国際オリンピック委員会(IOC)は、北京五輪に参加した選手5000人から採取したドーピング検査用の尿と血液の検体を再検査すると発表した。新たに検出が可能になった薬物の使用有無を調べるのが目的。中国新聞網が伝えた。

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再検査の目的とされるのは、CERA(持続性エリスロポエチン受容体活性化剤)と呼ばれる禁止薬物EPO(エリスロポエチン)。7月に行われたフランスの自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」に出場した選手から検出されたことを受け、今回の措置となった。再調査の具体的な対象数は明らかにされていない。

8月に開かれた北京五輪では、6人がドーピング違反で失格、3人が調査中となっている。IOCでは、「今回の再検査によってその数字が増える可能性はかなり高い」と見ている。(翻訳・編集/NN)

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