「サーカスではない」、ロシアのテニス選手が中国人観客のマナーに不満あらわ―中国

Record China    2008年9月28日(日) 11時46分

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26日、テニスのチャイナ・オープンに出場したアンナ・チャクベタゼ(ロシア)が、中国人観客の観戦マナーの悪さを厳しく非難したと伝えられた。写真は23日、1回戦でのチャクベタゼ選手。

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2008年9月26日、中国のニュースサイト「金羊網」は中国人観客の観戦マナーの悪さを指摘する記事を掲載した。

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ことの発端は北京で開催中のテニスのチャイナ・オープン。北京五輪の試合で「うるさくしないで」と声をあげた中国人選手の鄭潔(ジョン・ジエ)に続いて、中国人観客の騒音に耐えきれず、試合中に観客席に向かって怒声をあげた選手がいる。実力・美貌ともに評判のアンナ・チャクベタゼ(ロシア)だ。「私が言いたいのは、ここはサーカスのショーではなく、テニスの試合ということ。マナーとして、観客は携帯電話の電源を切るべきでは?」と試合後も興奮冷めやらぬ様子。

25日、女子シングルス2回戦でチャクベタゼはドミニカ・チブルコワ(スロバキア)に3―6、2―6で完敗し、ベスト8進出を逃した。記事によれば、試合後のインタビューで目と鼻を少し赤くしていたという。昨年、全米オープンで準決勝に進出し、自己最高の世界ランキング6位に躍進。しかし、今年はトップ10圏外に転落している。

チャクベタゼの言い分はもっともだ。観客席に向かって怒声をあげたのは、第1セット3―5とリードを許し、大事な局面を迎えた時だったのだ。「携帯電話が5分も鳴っていたのに、切ろうともしなった。しかも、(携帯電話の着信音が)近くの座席から聞こえたので集中できなかった」と不快感をにじませた。(翻訳・編集/SN)

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