2008年9月25日、中国新聞網によると、第63回国連総会に出席するためニューヨークを訪れている中国の温家宝首相が現地時間の24日、現地の中華系メディア6社の取材に答え、「政府の透明性を重視する」と強調した。

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温首相は、政府は真実を人々に伝えるべきであり、また人々からの批判や要求に応えなければならないとし、大きな波紋を呼んでいる汚染粉ミルクの問題について、国内外や世界保健機関（WHO）などに対して即座に情報公開を行うなど、政府としての責任を果たしていると話した。

また温首相は、中国は民主社会建設をすすめるとともに政治体制の改革を行い、汚職問題の解決を図っていると言及。人々からの意見や批判を受け入れ、法治国家として法体制の整備をすすめていると話した。（翻訳・編集/岡田）