日本の主力戦闘機の頭脳はファミコン並み?中国の最新鋭機には対応できない―中国メディア

Record China    2017年12月26日(火) 9時0分

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25日、新浪が、日本の主力戦闘機は中国の最新鋭機に対応できないとする記事を掲載した。資料写真。

2017年12月25日、新浪が、日本の主力戦闘機は中国の最新鋭機に対応できないとする記事を掲載した。

記事は、日本の軍事専門家である関賢太郎氏によると、航空自衛隊の主力戦闘機であるF−15Jのおよそ半数のセントラルコンピューターが、任天堂の「ファミリーコンピューター」と同レベルの性能しかないと紹介。このため、現代化されていないF−15Jで中国の最新戦闘機に対応するのは非常に厳しいと主張した。

具体的には、F−15Jには性能向上させたF−15MJと従来型のF−15SJの2機種あり、機数はほぼ同数で、F−15SJの性能は1970年代のレベルで止まっているという。セントラルコンピューターは8ビットCPUで、83年に発売された「ファミコン」と同レベル、5インチフロッピーディスクドライブまで搭載し、まさに「化石級」の技術であるため、米軍の最新レベルに近づきつつある中国軍機とは比べ物にならないと論じた。

しかも、F−15SJの通信線は「H−009」という初期の通信線で、現在の米軍規格である「MIL−STD−1553B」とは異なっているため、性能向上が難しいと指摘。一方の中国は、殲−10や殲−11に「MIL−STD−1553B」と同等の通信線を採用しているという。

さらに、古いセントラルコンピューターであるためF−15SJには、購入予定の新たな巡航ミサイル「JASSM−ER」や「LRASM」を搭載できないため、対地・対艦攻撃能力でも劣ると指摘した。

このため、旧型のF−15SJと殲−20は比べようがなく、全体的な実力が中国に有利になっている中で、日本は敵意を示すのをやめて中国と協力し、地域の矛盾の激化を避けるべきだと結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーから「8ビットは安定しているからな。だから使うんだろ」というコメントや、「F−15は確かにちょっと古い。でも性能で殲−10には負けていない。それに日本の主力はF−35になるのだから日本は中国を抑え付けることができる」という意見が寄せられ、日本に対する警戒感を示すユーザーが少なくなかった。(翻訳・編集/山中)

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