2008年9月8日、広州佳禾化粧品製造有限公司は同社が保有する化粧品ブランド・丸美は日本と何の関係もなく虚偽の宣伝を行っていたとして謝罪した。9日、中国新聞社が伝えた。
中国の化粧品市場は外資が圧倒的なシェアを握っているが、なかでも同じアジア人だけに肌にあいやすいと日本企業は高い評価を受けている。丸美はそのパンフレットに「日本では資生堂は芸術性で知られておりますが、丸美は専門性で高い評価を受けております」「昭和54年創立」「日本の目元ケア専門家」などあたかも日本企業であるかのように記載していた。
今年8月末、ニセモノ商品摘発の専門家として知られる王海(ワン・ハイ)氏が虚偽の宣伝をしているとして提訴した。当初は沈黙を守っていた丸美だが、極めて悪質な詐欺だとして批判を浴びた。8日、同社はついに公開謝罪を行い、同ブランドが「紛れもない中国製品」であると認めた。ただしそのウェブサイトには「日中合弁企業」との文字がまだ残されている。
今回、王海氏の訴えが注目を集め企業の公開謝罪という事態にまで至ったが、化粧品企業に限らず日系企業を詐称する会社は少なくない。パッケージの一部に日本語を使用しているだけのケースから会社の来歴など偽りのウェブサイトを作り込む企業までさまざまだ。(翻訳・編集/KT)