<パラリンピック>観客が大コール!「副会長、辞めろ」が流行語大賞に?―サッカー

Record China    2008年9月9日(火) 14時49分

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8日、北京パラリンピック・男子7人制サッカーの中国対ロシア戦が行われた。強豪相手に中国は0対6の惨敗を喫したが、大敗に観客席からは「謝亜龍、辞めろ」とのシュプレヒコールが巻き起こった。写真は中国対ロシア戦。

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2008年9月8日、北京パラリンピック・男子脳性まひ7人制サッカーの中国対ロシア戦が行われた。アテネパラリンピック銅メダルの強豪相手に中国は0対6の惨敗を喫したが、大敗に観客席からは「謝亜龍(シエ・ヤーロン、中国サッカー協会副会長)、辞めろ」とのシュプレヒコールが巻き起こった。中国新聞社が伝えた。

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低迷が続く中国サッカーだが、2008年はまさに最悪の年となった。南アフリカワールドカップ予選では最終予選にも進めず敗退、開催国として迎えた北京五輪でも1勝も挙げられないという無残な成績をさらした。もはや怒り心頭に発した中国サッカーファンは試合を見ると必ずと言っていいほど「謝亜龍、辞めろ」と大合唱。パラリンピックの7人制サッカーはサッカー協会の管轄ではないが、そんなことはおかまいなしのようだった。

謝副会長は協会の実質的トップとして中国サッカー低迷の戦犯と見なされているが、批判はサッカー会場だけにとどまるものではない。「謝亜龍、辞めろ」はインターネットで流行語大賞をうかがう勢いを見せている。また女子代表がなでしこジャパンに敗戦した後、同会長が発言した「腰を鍛えろ、腰を」との言葉も流行語となっている。インターネット辞書・百度百科では「副会長の素晴らしいアドバイスで中国サッカーの発展は50年は早まった」などとあてこすっている。

中国新聞社はサッカーファンはもはや試合を見るとなかば反射的に「謝亜龍、辞めろ」と叫ぶようになったと指摘。中国サッカーファンといえば口汚いやじで知られるが、辞めろコールで忙しくやじを飛ばすひまがなくなったのは謝副会長の大きな功績だと皮肉っている。(翻訳・編集/KT)

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