「口パク少女」の名誉挽回?本人希望の「ナマ歌」をテレビで披露―中国

Record China    2008年9月1日(月) 15時21分

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1日、北京五輪の開会式で独唱を披露したものの、後日口パクだったことが判明した少女が、国営テレビ局の特別番組で、今度は本当に歌う。

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2008年9月1日、北京五輪の開会式で革命歌曲「歌唱祖国」を独唱し、一躍話題となった後、そのパフォーマンスが口パクだったことが判明した少女・林妙可(リン・ミャオコー)ちゃんが、国営テレビ局・中央電視台の番組に出演、歌を披露することがわかった。大手ポータル・網易(NETEASE)のエンタテイメント版の報道。

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妙可ちゃんが出演するのは中央電視台の経済チャンネルで放送される特別番組「開学第一課」で、今晩放送される。番組関係者によると、妙可ちゃんは番組冒頭で、四川大地震被災地の「英雄少年」と呼ばれる林浩(リン・ハオ)くんと共にデュエットを披露する。番組としては、このプログラムを通じて、五輪精神と被災地救援を呼びかける意図があるとしており、教育部でも全国の小中学生に、番組を視聴するよう呼びかけている。

妙可ちゃんの父親によると、今回の出演に際し、「口パクはしないこと」を唯一の条件に掲げたという。また、数日前に収録が行われた現場では妙可ちゃん自身が「今度はちゃんと歌いたい。わたしも歌えるから」とディレクターに直訴したという。

妙可ちゃんはこれまでも子役として50以上のCMやポスターに出演しており、五輪開会式出演においては、演出担当のチャン・イーモウ(張芸謀)監督に見初められてキャスティングされた。ところが、本番での妙可ちゃんのパフォーマンスは口パクで、実際に歌を歌ったのは楊沛宜(ヤン・ペイイー)ちゃんという別の少女だということが判明。沛宜ちゃんは抜群の歌唱力を持ちながらもその容姿が「国益を損ねる」として問題となり、楊さんが舞台に立つことは許されなかったと関係者が説明している。(翻訳・編集/愛玉)

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