中国で流行の「自動車にスパイダーマンのぬいぐるみ」は違法行為!取り締まりの対象に―中国メディア

Record China    2018年3月25日(日) 22時50分

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22日、中国メディアの封面新聞は、自動車の屋根の上にスパイダーマンのぬいぐるみを飾るのは違法行為として取り締まられると伝えた。写真は中国の警察。

2018年3月22日、中国メディアの封面新聞は、自動車の屋根の上にスパイダーマンのぬいぐるみを飾るのは違法行為として取り締まられると伝えた。

記事によると、中国では最近、20センチほどの大きさのスパイダーマンのぬいぐるみを自動車の屋根の端に取り付けて走る様子の動画が配信されて人気となり、多くの若者がまねをしているという。しかし記事は「これは違法行為」と指摘した。

3月22日、封面新聞の記者が、四川省成都市の交通警察による成都市内の交差点での取り締まりを取材したところ、わずか30分で「プラントvs.ゾンビ」や「スパイダーマン」などのキャラクターのぬいぐるみを飾った自動車を4台発見したという。記事は「3月26日より、成都市では道路交通法の関連規定に基づき、この種の安全な運転を妨げる違法行為に対しては、200元(約3400円)の罰金が科され減点2点になる」と伝えた。

警官は車の上のぬいぐるみについて「ある程度の速度になると落下する恐れがあり、他の交通車両に危険が及ぶ。このような行為はその他の安全を妨げる違法行為に属する」と説明した。ぬいぐるみを飾っていたある運転手は「ネットで人気になっているのを見て面白いと思った。ぬいぐるみを付けて1カ月ちょっとだが、違法行為だとは知らなかった」と話しているという。

記事によると、ぬいぐるみは接着剤で車に固定しているが、高速では落下する恐れがあるほか、他のドライバーの注意力に影響が出る可能性がある。交通警察は、「今はこのような違法行為をしている運転手に対して警告とその場で外すよう指導しているだけだが、26日からは200元の罰金と2点減点になる」と語った。(翻訳・編集/山中)

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