陸上2冠ボルトの歓喜の舞、「金メダリストにふさわしくない」と一喝―IOC会長

Record China    2008年8月22日(金) 18時32分

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22日、陸上男子100mと200mを2冠制覇したジャマイカのウサイン・ボルト選手が、競技終了後に「勝利の舞」を披露したことについて、国際オリンピック委員会のロゲ会長が苦言を呈していると伝えられた。写真は16日、陸上男子100m決勝終了後のボルト選手。

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2008年8月22日、陸上男子100mと200mを世界新で2冠制覇したジャマイカのウサイン・ボルト選手が、競技終了後にラテン風情たっぷりの「勝利の舞」を披露したことについて、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長が苦言を呈していると伝えられた。齋魯晩報の報道。

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ボルト選手は20日に行われた陸上男子200m決勝で勝利した後、その喜びをめいっぱい表現した。カリブ諸国の出身らしく腰をスイングさせながら軽やかにステップを踏み、ラテン風情たっぷりのダンスを踊って観客にも存分にアピールした。この行為について「対戦相手を尊重していない」と苦言を呈したのが、IOCのロゲ会長だ。同氏は36年のベルリン大会で、ボルトと同じく陸上男子100m、200mをはじめ4冠を達成したアメリカのジェシー・オーエンス選手を引き合いに出し、ボルト選手の行為は金メダリストに相応しくないとした。

16日に行われた男子100mの決勝で、勝利を確信したボルト選手が、右手で左胸部を叩きながらゴールしたことについては、「“やれるもんなら追いついてみろ”と誇示しているようだ」とし、続く20日の男子200m決勝では、ゴール後に“パフォーマンス”に執心するあまり「同じレースを走った競争相手に握手ひとつ求めなかった」と指摘。「もう少し他のアスリートたちを尊重しては?」と不満を表した。(翻訳・編集/愛玉)

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