<北京五輪・関連>神秘のベールに包まれた北朝鮮代表団、応援団は国家公務員―中国

Record China    2008年8月17日(日) 1時18分

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15日、北京五輪に参加する各国代表団のなかで、とりわけ異彩を放つ北朝鮮代表選手団。6日に行われた女子サッカーの対ナイジェリア戦には、166人からなる応援団が登場した。

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2008年8月15日付の「華商ネット」は、北京五輪に参加する各国代表団のなかで、とりわけ異彩を放つ北朝鮮代表団に迫った。

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北京五輪に参加するため、北朝鮮代表団の第1陣40人余りは2日に北京入り。記事によれば、北京首都国際空港に降り立った選手らは取材陣の呼び掛けには答えなかったが、それぞれ笑顔をみせていたという。また4日、選手村での入村式に臨んだ北朝鮮代表団は、取材陣の質問に相変わらず答えることなく、「独特の“神秘の色彩”を放っていた」という。

さらに、6日に瀋陽で行われた女子サッカー・1次リーグの対ナイジェリア戦に登場した応援団について、「もともと“美女応援団”も派遣される予定だったが、現れたのは中年の男女166人からなる応援団。随行員によれば、すべて国家国務員という」と伝えている。なお、試合は1対0で北朝鮮が勝利。応援団は観戦後、紀律の取れた動きで会場を後にしたという。

このほか、北京五輪で優秀な成績を収めた選手について、北朝鮮側は公表していないとしながらも、「英雄の称号のほか、住宅などが与えられ、今後の生活が保障される」としている。試合でよい成績を収め、祖国のために栄光を勝ち取ることを何より重んずる北朝鮮選手。12日、重量挙げ女子63kg級で北朝鮮に北京五輪初の金メダルをもたらしたパク・ヒョンスク(朴賢淑)選手は、試合後のインタビューで「(バーベルを挙げる瞬間)将軍様のお顔が浮かんだ。恐怖とプレッシャーが消え、最後の1回を思い切って挙げることができた」とコメントしている。(翻訳・編集/SN)

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