川の水が真っ黒に、インドメディア「中国が原因」―中国メディア

Record China    2017年12月2日(土) 22時0分

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30日、中印国境紛争地帯でインドが実効支配する同国北東部のアルナーチャル・プラデーシュ州について、インドメディアは「州内を流れるブラマプトラ川の水質汚染は、中国が鉱物精錬過程で出る鉱さいを川に垂れ流しているためだ」と伝えている。資料写真。

2017年11月30日、観察者網によると、中印国境紛争地帯でインドが実効支配する同国北東部のアルナーチャル・プラデーシュ州について、インドメディアは「州内を流れるブラマプトラ川の水質汚染は、中国が鉱物精錬過程で出る鉱さいを川に垂れ流しているためだ」と伝えている。

インド紙のザ・タイムズ・オブ・インディアによると、ブラマプトラ川上流のシャン川では最近、水が突然真っ黒に変わる現象が確認された。川の水に鉱さいが溶け出しているためとみられている。インドの地方自治体関係者は「上流の中国で水が汚染されている」と指摘。インド政府、インドメディアも中国側での汚染を疑っているという。

同州は中国のチベット自治区と国境を接している。ブラマプトラ川はチベットを源流とするシャン川など3つの河川が合流したもの。インド政府関係者によると、同政府は当初、川の水が黒く変わったのは、土砂崩れで土砂が川に流入したためと考えていた。しかし、状況が一向に改善されないため調べたところ、水中から大量の鉱さいが検出されたという。シャン川の最も汚染が激しい流域では、魚が大量に死んでいるのも確認されているという。(翻訳・編集/大宮)

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