「フォボス・ソイル」火星探査機、中国の小型衛星を搭載―ロシア

Record China    2008年8月1日(金) 7時16分

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30日、ロシアのフォボス・ソイル探査機が中国の小型衛星を搭載して打ち上げられると、ロシアメディアが報じた。中国の訪問団がロシアを訪れている。写真は07年10月25日、「嫦娥一号」の打ち上げを記念して開かれた中国航天技術展。

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2008年7月30日、中国新聞網によれば、ロシアのフォボス・ソイル(グルント)火星探査機が中国の小型衛星を搭載して打ち上げられると、ロシア現地メディアが報じた。

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中国から国家航天(宇宙)局の孫来燕(スン・ライイエン)局長を団長とする訪問団が、ロシアのモスクワ郊外のヒムキ市にあるラーヴォチキン学術生産合同企業を訪問したと、ロシアニュース.CNが29日、モスクワから伝えた。また、ロシア航空宇宙局ウェブサイトによれば、訪問期間中、中ロ両国の宇宙開発における今後の協力や計画について話し合われたという。その中で、協力の鍵となるのは火星と火星衛星の研究で、ラーヴォチキン社の制作したフォボス・ソイル探査機が中国の小型衛星を搭載して打ち上げられる計画だという。

ラーヴォチキン学術生産合同企業の責任者は、フォボス・ソイル火星探査プロジェクトにとって中国の参与は重要な意味を持っていると指摘しており、中ロ双方がフォボス・ソイルへの衛星搭載に注目しているという。(翻訳・編集/岡田)

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