2008年7月28日、中国の北京市経済社会発展研究センターは、北京五輪におけるチケットや放映権販売などによる収入総額は20億ドル（約2150億円）に達すると試算した。人民日報（電子版）が伝えた。

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同センターの史利国（シー・リーグオ）副主任は、「オリンピック開催で北京の経済は大きく成長した」と述べた。北京市統計局国民経済計算所のデータでは、05〜08年の北京市のGDP平均成長率は11．8％。GDPの押し上げ効果は04年〜08年の4年間で総額1055億元（約1兆5000億円）に達した。うちピークは07年の1．14％で、08年は0．85％と若干減少した。

また、北京体育大学の林顕鵬（リン・シエンポン）主任は、北京五輪開催に伴う間接的な経済効果は2500億元（約3兆7000億円）で、直接的な経済効果3467億元（約5兆2000億円）を加えると、北京五輪による全体的な経済効果は約6000億元（約9兆円）になると試算した。（翻訳・編集/NN）