バス連続爆発で2人死亡、人為的爆破事件と断定―雲南省昆明市

Record China    2008年7月21日(月) 16時52分

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21日、雲南省昆明市で通勤バスが爆発する事件が発生し、2人が死亡、十数人が負傷した。同省公安局ほか関係部門は、爆破が人為的なものだと発表している。写真は昆明市内を走るバス(資料写真)。

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2008年7月21日午前、雲南省昆明市で通勤バスが爆発する事件が2件発生し、2人が死亡、十数人が負傷した。午前11時(現地時間=以下同)までに、死者の身元が明らかとなり、また同省公安局ほか関係部門の調査で、人為的な爆破だったと判明した。新華社サイト「新華網」が伝えた。

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爆発は午前7時5分ごろと午前8時10分ごろにそれぞれ別々の場所で発生した。1度目の爆発では、1人が死亡し、10人が負傷、うち1人が重体となっており、2度目の爆発では1人が死亡、4人が負傷した。

現在、雲南省では同省内の道路及び水路の治安と交通管理を強化し、巡回などを行って容疑者の逃走防止に力を入れているという。また、鉄道、民用航空などでも安全警備を強化している。

さらに、雲南省のニュースサイト「雲網」の報道によると、爆発事故はいずれも座席下にくくり付けられていた時限爆弾によるもので、人為的なものだと伝えている。

雲南省では19日午前、孟連県で暴動が発生したばかり。原因は15日、現地ゴム企業と一部農民の間で起こった利益の分配をめぐってのトラブルだった。同暴動では、警察官が群集に取り囲まれ負傷し、警察車両も破壊された。衝突の過程で、警察官は銃使用を余儀なくされ、群集のうち2人が銃弾にあたり死亡した。(翻訳・編集/MM)

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