<中華経済>外資系銀行の資産規模2千億$迫るも、国内比率は低く―中国

Record China    2008年7月7日(月) 13時53分

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7日、中国銀行業協会の楊再平副会長はこのほど、08年3月末現在の国内の外資系銀行の資産規模が前年同期比55.39%増の1930億9400万米ドルだったことを明らかにした。

2008年7月7日、7日付新京報によると、中国銀行業協会の楊再平副会長はこのほど、08年3月末現在の国内の外資系銀行の資産規模が前年同期比55.39%増の1930億9400万米ドルだったことを明らかにした。貸出残高は前年同期比61.09%増の1058億1200万米ドル、預金残高は84.03%増の686億900万米ドルだった。

中国に進出する外資系銀行のうち、人民元業務の取り扱いが認められているのは現在25の現地法人と57の支店。中国の銀行への出資参入も進んでおり、外資33行が国内25行に合計213億米ドルを出資している。

ただ副会長は、「国内の銀行業全体に占める外資系銀行の資産規模の割合は同時点で2.44%にとどまっており、諸外国に比べると依然低い数値だ」との考えを示し、外資への国内銀行業の開放余地を示唆した。(翻訳・編集/HI)

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