<カンフー・パンダ>初日興行収入1億5千万円、「上映中止」騒動ものともせず―中国

Record China    2008年6月23日(月) 15時23分

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20日、米ドリームワークス社のアニメ映画「カンフー・パンダ」の中国国内での上映が開始され、公開初日の興行成績が1億5000万円を記録した。写真は北京市で行われた上映初日イベント。

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2008年6月20日、世界での公開より2週間遅れて、米ドリームワークス社のアニメ映画「カンフーパンダ」の中国国内での上映が開始された。公開初日の興行成績は1000万元(約1億5000万円)と、滑り出しは好調だ。重慶晩報の報道。

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夏休みシーズンが間近に迫った週末、学生や家族連れで各地の映画館が賑った。作品の題材が全面的に中国をモチーフとしていることもあり、関連キャラクターグッズも10倍の売れ行きを示しているという。

また、現代快報の報道によると、上映中止騒動で湧いた四川省での上映も21日に成都市で解禁されたのを皮切りに、22日には震災被災地である綿陽市、徳陽市、都江堰市などでも開始された。成都市での公開初日の興行収入は100万元(約1500万円)を突破し、同市でのアニメ映画興行記録を塗り替えたと見られている。

同省の上映中止騒動とは、省内在住の芸術家の趙半狄(ジャオ・バンディー)氏が国家広播電影電視総局に対し、作品が「中国の国宝とカンフーを盗み、中国で儲けようとしている」こと、また、問題発言で物議を醸したシャロン・ストーンと同じハリウッド産の映画であることが問題と申し入れ、19日に上映先送りが発表されていた。(翻訳・編集/愛玉)

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