<中華経済>鉄鋼企業、石油電力値上げで80元/tコスト増―中国

Record China    2008年6月23日(月) 15時0分

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23日、中国の鉄鋼業界サイト「Mysteel」研究センターの汪建華副主任はこのほど、政府の石油・電力小売り価格の引き上げ決定で、鉄鋼業界の鉄鋼生産コストが1トン当たり80元増えるとの見方を示した。

2008年6月23日、23日付中国証券報によると、中国の鉄鋼業界サイト「Mysteel」研究センターの汪建華副主任はこのほど、政府の石油・電力小売り価格の引き上げ決定で、鉄鋼業界の鉄鋼生産コストが1トン当たり80元増えるとの見方を示した。

国家発展改革委員会は19日、20日から石油製品価格、7月1日から電力価格を引き上げると発表。引き上げ幅はガソリンとディーゼル油が1トン当たり1000元、電力が1キロワット時当たり平均0.025元となる。

汪副主任によると、鉄鋼業界の下半期のコストは、石油製品値上げで181億元、電力値上げで16億9000万元増加することが予想される。鉄鋼生産1トン当たりでみるとそれぞれ67元、6.25元の増加となり、合計で1トン当たり80元の負担増となる。1トン当たり100元のコスト増となる企業も一部でみられるという。(翻訳・編集/HI)

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