成人の4割近くが睡眠不足、先進国を超える―中国

Record China    2008年6月11日(水) 23時7分

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10日、世界保健機構の調査によると、世界の27%の人々に睡眠障害が発生しており、中国睡眠研究会の調査によると、中国の成人で睡眠不足状態の人は38.2%に上るという。これは先進国における睡眠不足に困る人々の数よりも多い数字だ。資料写真。

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2008年6月10日付「青島日報」によると、世界保健機構(WHO)の調査で、世界の27%の人々に睡眠障害が発生していることが分かった。また、中国睡眠研究会の最新の調査結果によると、中国の成人で睡眠不足状態の人は38.2%に上るという。これは先進国における睡眠不足に困る人々の数よりも多い数字だ。

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青島市疾病予防管制センターの医師によると、人の一生の3分の1は睡眠時間に充てられており、5日間寝なかった場合、死にいたることもある。つまり睡眠は人間の生命に関わる非常に重要なものと言える。

不眠状態が2日続くと倦怠感が起こり、記憶力や集中力にも悪影響を及ぼす。この他、免疫力の低下、さらに脳や血管にも重大な疾病を起こす可能性がある。術後の患者が睡眠時間が十分とれない場合、傷口がふさがらないということもある。もちろん、子どもの不眠は発育に悪影響だ。

こうした「眠れない」状況について、音楽など聴いてリラックスしたり、寝る前に刺激物を取らないよう気遣うなど「精神状態をいかに落ち着けるか」が大切になる。また、睡眠時の姿勢、枕や布団、時間帯、環境なども大切になるため気を付けなければならないと医師は語っている。(翻訳・編集/小坂)

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