2008年6月11日、新快報によれば、初の台湾観光ツアーが7月4日に出発することが決定した。ツアーを実施できるのはごく一部の観光会社だけで、第1陣の人数は100人程度となる見込み。

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台湾観光ツアーの解禁により、多くの観光会社がツアーを宣伝しているが、実際には、国家旅游局の指定する観光会社以外は、台湾ツアーを扱うことができず、指定外の観光会社からツアーに参加しようとしても必要な書類の申請ができないため、業界関係者は注意を促している。

ある指定観光会社によれば、現在、台湾観光ツアーを予約している人は8000人以上。解禁当初は人数が制限されていることから、台湾に親戚がいる人を優先的に参加させているとのことだ。現在企画されているのは、主に6〜7日の台湾周遊ツアーで、宿泊先は4〜5星クラスのホテル。価格は1人8000元（約12万円）前後だという。

解禁を前に、業界では最終的な準備に追われており、6月中旬にも業務の確認、交流を行うための視察が予定されている。また、台湾観光ツアーのガイドは正式な教育を受けた台湾観光ガイド資格を取得している必要があり、台湾側のガイドも関連資格を取得していなければならないという。（翻訳・編集/岡田）