貴重種100以上が生息、天然の「遺伝子バンク」―チベット

Record China    2008年6月10日(火) 10時54分

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「裂腹魚」として知られるスノートラウト亜科の90%がここに集中しているという。写真はチベット自治区。

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2008年6月、チベット自治区で「2007年チベット自治区環境状況広報」が発行された。同報告書は同区には数多くの貴重な野生動物がいると伝えている。「裂腹魚」として知られるスノートラウト亜科の90%が同地に集中しているという。9日、中国新聞社が伝えた。

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「裂腹魚(スノートラウト亜科)」は腹に浮き出たもようがまるで裂け目のように見えることからついた名前。世界でも珍しい魚で、その90%以上がチベット付近で確認されている。

さらに、チベット自治区に生属する国家重点保護動物は125種類と中国全体の重点保護動物のおよそ3分の1を占めている。同報告書はチベットが世界最高の環境を保った地域で、極めて多様な生物が生息する天然の「遺伝子バンク」だと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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