<北京五輪>五輪パンダで国際親善、「やさしさ」前面に―中国

Record China    2008年6月9日(月) 19時31分

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8日、08年に入り続けざまに災害に見舞われた中国だが、これらを力強く乗り越えてきた姿は龍にたとえられることも。だが、北京五輪を控えた中国には「パンダのやさしさ」が必要。写真は5月24日、北京に到着した8頭の「五輪パンダ」。

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2008年6月8日、四川大地震の被災地となった臥龍パンダ保護センターから送られてきた8頭のジャイアントパンダが5日、北京動物園で「北京五輪パンダ」として新パンダ館とともに初公開された。「中国新聞網」が伝えた。

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同紙はさらにパンダは中国の国宝であり、北京五輪マスコット「福娃( フーワー)」にも選ばれていると述べ、今回の「北京五輪パンダ」からは中国政府がいかに国際親善を前面に打ち出そうとしているかがわかると指摘している。

08年は中国にとって災難続きの年になった。新年早々の豪雪、チベット事件、北京五輪聖火リレーの妨害、四川大地震と世界の注目が集まっている中、「中国の対応はこれまでになく開放的で謙虚だった」と分析。外国人から時には龍、時にはパンダにたとえられる中国だが、世界中の人々に愛されるパンダの「やさしくて力持ち」のイメージと、「強く厳しい」龍のイメージを臨機応変に使い分けることで、親善と繁栄の大国イメージを形成することができると同紙は結んでいる。(翻訳・編集/本郷)

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