<中華経済>外資合弁製油所も赤字相次ぐ、原油高騰直撃―中国

Record China    2008年6月6日(金) 15時54分

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5日付第一財経日報によると、原油高騰で中国国内の石油精製各社が赤字経営を強いられる中、外資との合弁製油工場でも赤字が出始めた。

2008年6月6日、5日付第一財経日報によると、原油高騰で中国国内の石油精製各社が赤字経営を強いられる中、外資との合弁製油工場でも赤字が出始めた。

中国石油メジャーである中国石油天然気(CNOPC)が仏石油大手トタルと共同出資する大連西太平洋石油化工有限公司が先ごろ赤字経営を発表したことに続き、同じく国有大手の中国石油化工集団(シノペック)が、米エクソンモービル、サウジアラビア国営石油会社のアラムコと共同出資する福建省の石油精製・石油化学工場、福建連合石化公司が赤字経営であることが、このほど分かった。

同社系列の販売担当会社である中石化森美(福建)石油有限公司の関係者が、アジア太平洋地域の石油販売に関する国際会議に出席した際に明らかにした。

国内石油会社は、海外の石油会社と提携して国内に製油所を設立することで、原油の供給先を確保し、精製コストを削減することを狙っているが、最近の原油高騰分を吸収できなかったようだ。(翻訳・編集/HI)

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