<四川大地震>耐震強度、発生タイミング…学校倒壊の主因は?―四川省教育庁

Record China    2008年5月29日(木) 6時34分

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28日、四川省教育庁はこのほどの四川大地震で倒壊した学校校舎について、倒壊原因の初期調査を終えた。震災発生時間や耐震強度など、複数の原因が折り重なったものとしている。写真は倒壊した四川省都江堰市の聚源中学。

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2008年5月28日、四川省教育庁はこのほどの四川大地震で倒壊した学校校舎について、倒壊原因の初期調査を終えた。南方日報の報道。

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調査の結果、倒壊原因はさまざまな要素が重なり合ったことがわかった。まず、震災発生の時刻が授業時間内であったことから、大勢の学生が校舎内にいたこと。大人数が一斉に避難を開始し、構造的に弱い階段部分に一気に負荷がかかった。そのうえ、倒壊した校舎は老朽化したものが多く、また、今回の震災が想定をはるかに超えた震度だったため、既存の耐震構造では耐えられなかったとの指摘もある。

無論、上記のような原因に関わらず、耐震上でそもそも欠陥構造であった校舎が存在していたことも否定できない。(翻訳・編集/愛玉)

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