韓国の新駐中国大使 中国文化に精通、杜甫を好む

配信日時:2017年10月12日(木) 11時40分
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盧英敏氏(ノ・ヨンミン)(60)が10日、駐中国韓国大使に就任した。北京青年報が伝えた。

盧氏は「隣人は親戚」と語り、着任後早急に中韓関係の改善を促進したい考えを示した。

■「隣人は親戚」

盧氏はインタビューに、駐中国大使任命は自らが評価されたということだけでなく、文在寅大統領が対中関係を重視していることの表れだと述べた。だが、韓国のミサイル迎撃システム「THAAD」導入などの問題で、現在中韓関係が冷え込んでいることも確かだ。

盧氏はこれについて、北東アジア地域の隣人として、中韓は運命共同体と呼ぶことができ、利益を共有していると表明。「韓国にとって米国は友人であり、中国は隣人だ。韓国語には『隣人は親戚』との言葉がある。この言葉で中韓関係を喩えるのは大変適切だ」と述べた。

少し前に盧氏は韓国メディアのインタビューに、THAADへの中国の懸念に理解を示したうえ、韓国企業が現在中国で直面している経営難には複雑な原因があり、単純にいわゆる「THAADへの報復」のせいにすることはできないとさえ直言した。保守勢力が依然主流の韓国政界において、盧氏の発言は保守世論の強い批判を招いた。

盧氏は記者に、中国への理解の仕方のために批判されるのは間違っていると指摘した。

■中国文化に精通し、杜甫を好む

「白頭掻けば更に短く 渾べて簪に勝えざらんと欲す」。インタビュー冒頭、盧氏は最も好きな詩人・杜甫の名作『春望』を引用し、大使就任を目前にした複雑な心情を語った。

盧氏はこの詩について、国と民を憂う杜甫の心情を表現すると同時に、逆境の中での将来の平和で安定した生活へのあこがれも反映しており、まさに自らの心境と似ていると説明した。中韓関係は現在いくつかの困難に直面しているが、盧氏は依然前向きな信念を抱いている。

盧氏は「私は中国の歴史と文化について勉強し、政務に携わってからも中国を何回も訪問した。北京、広州、杭州、瀋陽など中国の都市を多く訪れ、中国経済・社会の飛躍的発展を自ら目撃した」と説明。中でも最も深い印象を受けたのは南京大虐殺記念館だった。「あの歴史が中国民衆にもたらした苦しみを、わがことのように感じる」。

着任後の計画について、盧氏は自信に満ちている。「着任後、引き続き中国の歴史・文化・哲学を学び、幅広く交友する機会を得たい。中韓関係の早急な改善を期待する」。(編集NA)
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