韓国人がアポなしで海外の民家に泊めてもらう番組、「物乞い企画」と批判殺到=「ヤラセだろ」「テレビでアグリー・コリアンを広めるつもり?」

Record China    2017年10月10日(火) 22時0分

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9日、韓国の芸能人が海外を訪れ、自力で現地の人と直接交渉し一夜の宿を借りる、その名も「一晩だけ泊めて」と題した番組が韓国の公共放送KBS2で放送された。これを受け、韓国のネット上では放送前にも増して番組への酷評が寄せられている。写真は韓国のパスポート。

2017年10月9日、韓国の芸能人が海外を訪れ、自力で現地の人と直接交渉し一夜の宿を借りる、その名も「一晩だけ泊めて」と題した番組が韓国の公共放送KBS2で放送された。実はこの番組、放送前から「物乞い企画」「国際的な迷惑番組」などと韓国のネット上で批判が殺到していたが、ふたを開けてみれば大型連休中の単発番組のうち最高視聴率をたたき出したという。

「海外の一般家庭に泊まらせてもらい現地の人と日常を共有する」とのミッションを与えられイタリア・ローマに降り立ったのは、韓国の中年男性タレント、イ・サンミンとキム・ジョンミンペア。イタリア語はおろか英語も得意ではないという2人だが、さっそく人通りの多い有名観光地・トレヴィの泉などを訪れ交渉を開始した。しかし一日中、通りすがりの人に声を掛け続けるも泊めてくれる人は見つからない。わずかに英国から観光に来ていたファミリーが「英国なら泊めてあげたのに、残念だ」と言ってくれた程度で、結局この日は撮影スタッフ用の部屋の床で睡眠を取った。

翌日、観光客の多いローマを離れ近郊の静かな都市ラティーナを訪れた2人に、幸運が待っていた。K−POPが好きでBIGBANGの大ファンだという少女マルタに出会い、一晩泊めてもらえることになったのだ。遠く韓国からやって来た2人をマルタの家族たちは歓迎、BIGBANGのヒット曲を韓国語で一緒に歌い、感動の涙を流す場面もあったという。

この感動シーンが実現したことや高い視聴率をマークしたことから、韓国メディアの中には「前評判に反し番組は成功した」と好意的に報じるものも多いが、視聴者の視線は放送後もなお厳しいようだ。ネット上には「アポなしなんてやっぱりただの迷惑。こんな企画はもうやめてほしい」「こんな企画をしたやつは正気じゃない。目を覚ませ」といった声が多数寄せられ、2人が辛うじてミッションをクリアしたことについても「ヤラセだろ」との指摘が多くの共感を得ている。

また、「むちゃくちゃ迷惑だよ。だいたい、知らない東南アジア人が突然やって来て一晩泊めてと言われたら僕らだって泊めないでしょ」「男2人を泊めるなんて、強姦(ごうかん)や強盗、殺人を疑っちゃうから絶対無理」「外国人じゃなくて韓国人が来てもうちは泊めないね」と、自身が泊める側になった場合を想定する意見も多数。

さらには「テレビ局が先頭に立ってアグリー・コリアン(醜い韓国人)のイメージをつくり上げようとしてる?」「見ていて本当に情けなくなった」「恥ずかしくてやってられない」「やっぱり国際的な恥だ」など、番組によって自国の良くないイメージが海外に広められることを懸念する声も目立った。(編集/吉金

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