韓国大型連休、サラリーマンの半数が休み延ばすため「急病」「身内に不幸」など会社にうそ=韓国ネット「普段休めないから」「後進国である証拠」

配信日時:2017年10月7日(土) 0時40分
韓国大型連休、会社員の半数が休み延ばすため「身内に不幸」などうそ
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4日、韓国・国民日報は、最大10連休という「史上最長」とも言われる連休を迎えている韓国で、多くのサラリーマンが会社にうそをついて休みを延ばしていたと伝えた。写真はソウル・仁川国際空港。
2017年10月4日、韓国・国民日報は、最大10連休という「史上最長」とも言われる連休を迎えている韓国で、多くのサラリーマンが会社にうそをついて休みを延ばしていたと伝えた。

韓国は今年、正月と並ぶ重要な名節である秋夕(チュソク。中秋節)の連休と週末、「ハングルの日」の祝日などが連なり9月30日〜10月9日までの大型連休となっている。しかしそれでも足りないのか、サラリーマンの中にはさらに有休休暇を使って休みを延ばす人が多いという。

求人サイト「サラミン」が今年の連休を前にサラリーマン1105人を対象に実施したアンケート調査によると、回答者の2人に1人が「うそをついて有休を使う」と答えた。うそをつく理由では「正直に言えば休めなくなると思ったから」が56.6%(複数回答)と最も多く、「家に急用ができた」「病院の診察予約がある」「家族、親戚の慶弔事ができた」などの「うそ」が使われていた。

実際に、サラリーマンのキムさん(29)は先月28日から欧州を旅行している。「こんな連休は二度とない」と思い、会社には「急性腸炎にかかった」とうそをついて28〜29日に有休を取ったという。友人2人と共に英国やフランス、ドイツ、イタリアを周る計画だそうで、「夏休みでもない秋夕の連休に欧州を旅行しているという事実がまだ信じられない」と話す。

「一日も早く帰省したかった」という大手建設会社に勤めるイさん(31)も、「米国から帰国する祖父の弟を空港に迎えに行く人がいない」とうそをつき先月29日に有休を取った。イさんは「上司はうそと知りながらも見逃してくれた」と話す。

実は企業の人事チームも、社員たちのうそをあらかた見抜いているという。ある大企業の人事関係者は「気持ちは分かるが、うそをついてまで有休というのは社側からしたらいい気分ではない。10日も休むのにあえて有休まで付ける必要があるのか理解できない」とこぼしたが、一方で「有休を取る際に上司の顔色をうかがう文化は簡単には消えないようだ」と社員の立場を理解する発言をした人事担当者もいた。

記事にコメントを寄せたサラリーマンの中にも、「僕も有休を使って15日休みます。8泊9日のスペイン旅行に行くつもり」という人がいたほか、うそをついてまで休みを取る理由について「普段休めないせい」「連休の10日間だと航空券が高過ぎる」と訴える声も目立つ。

また「業務に関係なく、有休を使いたい時に使えないというのは、依然として後進国であるという悲しい証拠。韓国はまだまだだ」「個人の休暇にも干渉してくる後進国」「休みたいけど、会社に残った人が大変になると思うと休めない」と現状を嘆く声も多く、「休みを長くくれないと正月や秋夕の祝日にみんな海外に行ってしまう」「うそつかなくてもいいように休ませて」と求める声も上がった。(翻訳・編集/松村)
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