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中国で開催の世界温泉サミットで、阿寒湖温泉が「最高賞」受賞=7カ国500人参加、中国で高まる温泉ブーム―江西省

配信日時:2017年10月6日(金) 11時30分
世界温泉サミットで阿寒湖温泉が「最高賞」受賞―中国江西省
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「第2回世界温泉健康養生大会」が中国江西省宜春市明月山で開催された。世界7カ国から約500人が参加。「世界温泉町アワード(最高賞)」に阿寒湖温泉が選出された。中国では温泉が150以上もあり、ブーム化している。写真はアワードを受賞した大西希さん。
2017年9月28日、「第2回世界温泉健康養生大会(サミット)」が中国江西省宜春市明月山で開催された。世界7カ国から約500人が参加、2日間にわたって温泉の現状と課題について協議した。

開会式では主催の世界温泉気候養生連合会のウンベルト・ソリメネ会長が「温泉は世界中の人々の健康を増進し、心を癒すことができる。世界中の温泉町が情報交換し、さらに発展するよう期待したい」とあいさつした。

世界の優良温泉町に贈られる「世界温泉町アワード(最高賞)」に北海道阿寒湖温泉を選出。北海道で温泉リゾートチェーンを展開する「鶴雅ホールディング」(本社釧路市阿寒湖温泉)の大西希・取締役が表彰状を授与された。和服姿の大西さんは「栄えあるアワードをいただき光栄です。日本の温泉のよさを伝えたいと思います」と語り、古い伝統と多彩な泉質を有する日本の温泉事情を説明した。

この大会に参加したのは、日本、中国、タイ、イタリア、ドイツ、フランス、ハンガリーの7カ国。日本から、獨協医科大学(栃木県壬生町)の寺野彰理事長、高齢者福祉関連企業・フレンド(栃木県市下野市)の山口馨右会長、観光経済新聞社(東京)の積田朋子社長ら13人が出席した。

中国の旅遊協会温泉旅遊分会の張越事務局長によると、国土が日本の25倍の中国では温泉が150以上もある。最近温泉ブームに沸いており、その多くがテーマパーク化している。中には同時に5000人以上が入浴できる室内温泉もあるという。中国の温泉は水着着用で、100%男女「混浴」。イタリア、ドイツ、ハンガリーなどヨーロッパも同様で、日本人の「入浴」のイメージとは異なる。

世界温泉大会が開催された明月山地区は、かつては山間の田園地帯だったが、近年大規模ホテルやリゾートマンションの建設が進む。68度と高温で湯量も豊富で、体に欠かせない微量元素セレンを含み、抗がん、長寿、認知症予防などに効くという。温泉とミネラル水飲料と併せ、長寿村として知られてきた。

大会会場となった明月山維景国際温泉ホテルの温泉施設は、広大な敷地に温泉プールや各種の浴槽があり家族連れやカップルが浮き輪やマットで楽しそうに遊んでいた。小さな魚が古い皮膚を食べて掃除をしてくれる「ドクター・フィッシュ」の浴槽もあり、入浴客に人気だった。

同ホテルなど明月山地区に3ホテルを経営し、上海にも拠点を持つ瀚耀国際投資ホールディングの張文社長は「観光交流を通じて、日本と中国との友好関係をさらに促進したい」と期待。「温泉先進国日本からもっと学びたい」とも語り、日本への進出も検討中と明かした。(八牧浩行
※掲載している内容はコラムニスト個人の見解であり、弊社の立場や意見を代表するものではありません。
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