これは信じられない!高速鉄道を運営する中国鉄路が大幅な赤字―中国メディア

配信日時:2017年11月3日(金) 11時40分
これは信じられない!高速鉄道を運営する中国鉄路が大幅な赤字
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2日、中国のポータルサイト・今日頭条に、中国鉄路総公司が大幅な赤字であることを伝える記事が掲載された。写真は上海虹橋高速鉄道駅。
2017年11月2日、中国のポータルサイト・今日頭条に、中国鉄路総公司が大幅な赤字であることを伝える記事が掲載された。

先日、中国鉄路総公司の2017年第3四半期の財務報告が発表された。それによると、2017年9月30日までで、中国鉄路の総資産額は7兆4502億5000万元(約128兆円)で、総負債額は4兆8250億元(約83兆円)だった。2017年第3四半期までの営業利益は366億3100万元(約6300億円)で、税引き後の損失は11億4000万元(約196億円)となった。

記事は、負債額4兆8250億元は、負債率でいうと64.74%で、この3年間ほとんど変わっていないと指摘。中国鉄路はこれまで、毎年6000億元(約1兆円)のペースで新路線建設のため投資してきたが、昨年からは新規建設距離数が大幅に減少しており、負債率だけが変わらない状況だと分析した。

ではなぜ中国鉄路は損失を出しているのか?記事は、春節国慶節などの長期休暇では、チケット購入が難しく満席になるのに、利益が出ないのはおかしいのではないかと疑問を呈した。

この点について記事は、中国は国情が異なると分析。外国では鉄道が衣食住と同様の消費品だが、中国では国の経済を引っ張る生産ラインとしての側面が強く、損失はこの生産ラインのための代価なのだと主張した。

また、インフラの1つとして赤字は民衆のためでもあると主張。普通列車の料金は物価が上昇している中でこの20年値上がりしておらず、多くの出稼ぎ労働者の益になっており、社会の安定剤の役割をなしているとした。それで、中国鉄路は中国社会の安定のために努力しているのだと論じた。(翻訳・編集/山中)
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  • 第三者***** | (2017/11/05 05:15)

    「信じられない」というのが信じられない。そらそうでしょ。中国は受注ありきなんだから。 今後、導入国は保守面や不具合対策で毎年出費がかさんでいくと思うけど、中国はジャイアン風に知らぬ存ぜぬで通すんだろうね。 中期計画や10年先をみないで受注実績だけを追い求める中国に発注した各国は後々後悔することだろう。
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  • maj***** | (2017/11/04 18:56)

    山中さんは損益の意味が解ってないねw
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  • アメポ***** | (2017/11/04 03:18)

    損益出すとコストカットが始まる訳だが、だいたいこういう場合に切られるのが保守要員だったりするんだよね。そして逆に内勤の事務職は減らなかったりする。 これが何を意味しているかと言えば、当然ながら「事故が増える」という事だ。近年になって事故が目立つようになってきたJR北海道などいい例だろう。今のところ重大な事故はまだ無いようではあるが、ハインリッヒの法則に照らし合わせると、いつ重大事故が起こっても不思議じゃない。 まあ、中国の場合は国策として鉄道事業を動かしてる面もあるから、国費の注入で儲け度外視して運用出来るのかも知れないが。 なんにしろ、事故車両を再び埋める事がなければいいが。
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