韓国映画「釜山行き」が日本で人気、韓国ネットはその邦題にざわつく=「狙って付けたもの?」「韓国の列車が日本の物に替えられてしまった」

Record China    2017年9月6日(水) 17時40分

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6日、韓国で昨年大ヒットした映画「釜山行き」(原題)が日本で公開、人気を博していると韓国メディアが報じたが、韓国のネット上では原題からは想像もつかない邦題に注目が集まっている。写真は主演を務めたコン・ユ。

2017年9月6日、韓国で昨年大ヒットした映画「釜山行き」(原題)が日本で公開、人気を博していると韓国メディアが報じたが、韓国のネット上では原題からは想像もつかない邦題に注目が集まっている。

カンヌ映画祭でも上映され、本国韓国では1000万人動員の大ヒットを巻き起こした同作は、ソウルから釜山へ向かう高速鉄道車内で謎のウイルス感染の恐怖にさらされた乗客たちの姿を描くサバイバル・アクション。日本では1日、「新感染 ファイナル・エクスプレス」とのタイトルで、全国44都市で公開が始まった。

複数の韓国メディアが引用した日本の映画情報サイト「ぴあ映画生活」によると、同作は今月1・2日公開の作品中、観客の満足度で90.5点を獲得しランキング1位となった。2位には土屋太鳳主演の「トリガール!」(90.1点)、3位はアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(89.9点)が入った。

観客の満足度は高いが、公開初週の観客動員数ランキングでは11位にとどまった。これについて韓国・テレビリポートは「148という上映スクリーンの少なさに加え、韓国映画に対する距離感など、さまざまな要素が働いた結果」と分析している。

こうした報道に、韓国のネットユーザーからは「さすが、すごい」「日本人だって(主演の)コン・ユにはまらないわけがないよ」「面白いのは間違いない、もっと人気が出ますように」「日本人は韓国人よりもこういう種類の映画が好きだと思う」などのコメントが寄せられている。

しかし何より韓国ネットをざわつかせているのは、その邦題だ。日本のネット上でも公開前から「やべえ、史上最悪の邦題」「どんな親父ギャグですか」などの声が上がり物議を醸したタイトルだが、韓国でも「日本の『釜山行き』のタイトルにあきれた。はあ…」と掲示板にスレッドが立つほど。

日本での「ランキング1位」を報じる記事にも「これって感染と(新)幹線の発音が近いから、そこを狙って付けたタイトルだよね?」と確認するコメントが付いたほか、「釜山行きの列車が日本の新幹線に替えられてしまった」「韓国映画に新幹線とは何事だ!。ふざけてる」「日本ではこのタイトルのせいでB級映画と思って見ない人もいると聞いた」などの声が寄せられている。

だが一方で、「タイトル、センスあるね!」「ものすごくいいタイトルだと思う」「日本語の同音異義語が多い部分をうまく使ったじゃないか」と、この邦題を高評価するコメントも多く、韓国人の受け止めは悪くないようだ。(編集/吉金

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