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中国が海底版「万里の長城」を構築か、最強の水中探査技術で潜水艦に対応―英誌

配信日時:2017年9月5日(火) 8時30分
中国が海底版「万里の長城」を構築か、水中探査技術で潜水艦に対応
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中国は強力な水中探査技術を駆使して潜水艦に対する「水面下の長城」の構築を目指しているという。写真は南シナ海。
2017年9月4日、香港メディア・星島環球網によると、中国は強力な水中探査技術を駆使し、潜水艦に対する「水面下の長城」の構築を目指しているという。

英科学雑誌ニュー・サイエンティストの電子版は、中国の科学者が磁場の測定に用いる量子装置の性能を大きく高めることに成功したと報じている。

記事は「超伝導量子干渉計(SQUID)があれば、海中の潜水艦の探索範囲を拡大することができる。しかしその前途は実験室の中に限られている状況だ。リアルな世界ではすぐに背景のノイズにやられてしまい、太陽の影響による磁場の変化という微妙な変化にも対応できないからだ。米海軍はすでに超伝導磁力計に関する研究を諦め、感度が低いながらも成熟した技術を追い求めるようになった」とした。

そのうえで、中国科学院の科学者が開発した新型の磁力計は、1台のSQUIDを用いるものではなく、複数のSQUIDの読み取りデータを比較して、想定外の人為的シグナルを排除するというものだと説明。このシステムでは、数キロメートル離れた場所の潜水艦を見つけることが可能になり、訓練を積むことによって静かに航行できるほか、スマート技術を駆使することでソナーに発見されにくくなるとしている。

オーストラリア連邦科学産業研究機構の専門家は「SQUIDを潜水艇キラーにするにはなおも若干の難題がある。例えば、背景のノイズをどう処理するかという問題だ。現在これらの問題を解決できた人はいないが、研究の進展速度から考えると中国が最初に成功する可能性が高い」と語った。

SQUIDは中国がここ数年高めている対潜水艦能力の1つにすぎず、浸漬型センサー、ブイ、無人潜水艇からなる「水面下の長城」の完成がすでに近づいているのだという。(翻訳・編集/川尻
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