世界一の高地の送電線、架設作業スタートへ―チベット自治区

Record China    2008年5月13日(火) 10時17分

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11日、国家発展改革委員会が2010年までの完成を目指し、中国内陸部とチベット自治区を結ぶ送電線の架設作業をスタートさせる。写真はチベットの羌塘草原。

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2008年5月11日、国家発展改革委員会(国家発改委)が2010年までの完成を目指し、中国内陸部とチベット自治区を結ぶ送電線の架設作業をスタートさせることがわかった。国際オンラインが伝えた。

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中国2大送電企業の1つ「国家電網公司」によると、計画では青海省ゴルムド(格爾木)市からチベット自治区ラサまでの全長およそ1100kmを、青蔵鉄道(青海チベット鉄道)とほぼ平行して敷設する。第1期ユニットが完成すれば年間送電量は65億キロワット時に達し、世界一高い海抜の送電線となる。

西北電力設計院の薛更新(シュエ・ゴンシン)副院長は、「送電線の架設が完成すれば、西北5省からチベットにどんどん電気を送ることができる」とし、2020年までの経済発展に必要な電力供給は問題ないと指摘した。

チベットではまた、重点プロジェクトである老虎嘴水力発電所と雪[上/下]水力発電所の建設が急ピッチで進められている。完成すれば老虎嘴水力発電所の設備容量は10万キロワット、雪[上/下]水力発電所の設備容量は4万キロワットに達するという。(翻訳・編集/NN)

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