韓国・済州の離島で観光の足となる電気自動車が相次ぎ爆発・炎上=韓国ネット「金もうけに忙しくて安全は二の次か」

配信日時:2017年8月11日(金) 7時20分
韓国・済州の離島で観光の足となる電気自動車が相次ぎ爆発・炎上
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9日、韓国有数のリゾートである済州島の離島・牛島で、観光客の重要な足となる電気自動車の爆発・火災事故が相次いでいる。写真は牛島。
2017年8月9日、韓国有数のリゾートである済州島(チェジュド)の離島・牛島(ウド)で、観光客の重要な足となる電気自動車の爆発・火災事故が相次いでいる。韓国・電子新聞が伝えた。

牛島は済州島から船で東に15分ほどの距離に位置する島で、済州島よりもさらに澄んだ海や映画のロケ地などを求め国内外から多くの観光客が訪れる。島内は数時間で観光しながら巡れるサイズで、観光客はシャトルバスのほか、貸し自転車・原付バイク・電気自動車で回るのが一般的だ。

現在、島では電気自動車レンタル業者19社が営業しており、1〜2人用が700〜800台あるというが、今年に入りこの電気自動車で数回の爆発事故が報告されている。バッテリーに問題があるとの情報を聞いたというある業者の代表は「充電中でもなくただ駐車してあった車両1台が爆発し、並んでいた6〜7台の車両まで延焼の被害に遭った」例もあると話す。

調査によると、事故のあった車種の大半は鉛蓄電池を装着した中国産の車で、専門外のレンタル業者による「違法改造」が原因で爆発した可能性が高いことが分かった。寿命を迎えたバッテリーを高性能のリチウムイオンバッテリーに交換する過程で、バッテリーマネジメントシステム(BMS)を装着していなかったのだ。BMSは、電気自動車の駆動モーターの出力状態やバッテリー温度などからバッテリーの充電・放電電力を制御する装置で、電動・電気自動車への装着は必須とされている。

しかし実は、韓国にはこれに関する安全規格基準がなく、専門外の業者が任意で行うバッテリー交換を取り締まることは困難だという。それでも相次ぐ事故を受け、国土交通部はこのほど同地域のすべての電気自動車レンタル業者に対し「バッテリー原状復旧措置」に関する公文書を出し、車両に搭載された新規バッテリー(BMSを含む)の交換を指示した。

これについて韓国のネットユーザーからは「金もうけに忙しくて安全は二の次か」「客が死んでもいいということ?ひどいやつらだ」などレンタル業者への非難の声や、「違法な業者をみんな捕まえて刑務所に入れたらいい」「観光客の安全を担保に商売をできないように措置を取るべき」など厳しい処罰を望む声が上がっている。

また、「安全不感症+違法=韓国人の基本素養」「ぼったくり天国。観光客が行かなければ正気を取り戻すのでは?」など韓国全体の問題との指摘のほか、「ソウルの明洞(ミョンドン)のように国内の観光客から無視される前に、ちゃんとした方がいい」と警告コメントも。

さらに牛島に行ったことがあるというユーザーからは「いつもバスを利用してるよ。料金も安いし、何よりも運転手のガイドが面白い」とのお薦めコメントが寄せられた。(翻訳・編集/松村)
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