ソウル市民の9割以上「シェアサイクルに満足」―韓国

Record China    2017年8月2日(水) 21時20分

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31日、環球網は、韓国・ソウル市民の9割以上がシェアサイクルに満足していることが調査によって分かったとする、韓国メディアの報道を伝えた。資料写真。

2017年7月31日、環球網は、韓国・ソウル市民の9割以上がシェアサイクルに満足していることが調査によって分かったと伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、ソウル市はこのほど市民2500人を対象にシェアサイクルの認知度に関するアンケート調査を実施、シェアサイクルに対する認知度は93.6%に達し、91.1%が「満足」と回答する結果となった。特に20〜30歳のユーザーが全体の73.7%を占め、地下鉄やバスなどの公共交通機関と組み合わせることで外出が便利になるとの感想が寄せられたという。

同市では2012年より「共有都市」(シェアリング・シティ)を掲げ、自転車や自動車、駐車場など公共資源のシェアリングの普及を推進している。記事は、調査の結果シェアサイクルの使用率は30.8%、カーシェアリングは20.4%、駐車場シェアリングは18%であったとした。そして、シェアリングサービスを利用する主な理由はコストの低さではなく利便性にあると分析するとともに、場所が遠い、利用時間が限られているといった不満も出ていると伝えた。

記事によれば、同市は今年下半期、各地に分散している各種のシェアリング拠点を1カ所にまとめる「シェアリング村」のテスト運用を行う計画だという。同市の社会改革担当者は「シェアリング政策を市民の日常生活に深く根差させ、市民生活に利便性を提供するとともに価値を生み出したい」と語っている。(翻訳・編集/川尻

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