日本の「食いしん坊のプロ」が四川の味の魅力に迫る―中国紙

人民網日本語版    2017年7月24日(月) 21時0分

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四川料理を楽しみ、山椒を収穫し、料理の技を競う。日本の食いしん坊たちの四川料理に対する愛の深さとはどれほどのものなのだろうか?資料写真。

四川料理を楽しみ、山椒を収穫し、料理の技を競う。日本の食いしん坊たちの四川料理に対する愛の深さとはどれほどのものなのだろうか?(文:李路。成都日報掲載)

先週末、日本の四川料理好きな人々がグループで成都市を訪れた。この17人のメンバーから成るグループには、日本で料理を長年学ぶ中国料理のプロの料理人から、日本で有名な中国料理ウェブマガジンの編集長、さらには中国料理、特に四川料理を愛してやまない真の食いしん坊まで加わっている。この溢れんばかりの四川料理への愛を糧に、彼らは今回の四川へのグルメの旅を計画した。

◆四川料理とは、舌がしびれる「麻」の味にあり

四川料理には様々な味の料理があるものの、山椒でピリリと舌がしびれるような感覚の「麻」という味がなによりも一番特徴的。このように山椒は四川料理において重要な役割を果たしている。今回のメンバーの一人である山野辺仁さんは成都市を訪れると、「成都市に来たのは主に山椒を見るためだ。山椒は四川料理の最も代表的な香辛料であり、非常に興味を持っている」と今回のグルメの旅において最大の関心を抱いている点について、興味津々といった様子で語った。2003年から中国料理の大家に師事した山野辺さんは、今や日本でも有名な中国料理の料理人だ。

山野辺さんは、「中国料理、特に四川料理は日本で非常に人気がある。麻婆豆腐は日本で早い時期から一世を風靡した国民的な中国料理であり、麻辣香鍋や干鍋など、さらに辛い四川料理も現在日本で大変人気がある」と断言。今回、山野辺さんは四川料理において最も重要な香辛料である山椒を通じ、四川料理の独特な風味への理解を深めようとしているのだという。

四川料理店で食事をする時に、その店の料理が本格的であるかを判断するには、その店で使われている山椒を味わえばすぐにわかる。水煮魚や回鍋肉、辣子鶏など本格的な四川料理を食べた日本の食いしん坊たちは、みな心から満足したようだ。

◆山椒の収穫を通じて四川料理の文化を体験

とはいえ、本格的な山椒と四川料理を食べただけでは、この「食いしん坊のプロ」たちを満足させることはできない。四川料理に対する情熱は、彼らをはるばる四川の山椒の産地へといざなった。山椒の栽培から収穫体験を通じて、山椒の四川料理における地位と役割に対する理解を更に深めた。

「麻」の香りが立ち込める漢源貢椒の収穫エリアを訪れると、この日本の友人たちは興奮を抑えきれないといった様子で鋏を手にし、山椒収穫の体験を楽しんだ。日本の有名な中国料理ウェブマガジン「80c」の佐藤貴子編集長は収穫作業を続けながら、「これほど近くで自然な状態の山椒に触れるのはこれが初めてだ。麻の濃い香りが鼻を突き、実に興味深い。日本にも山椒に似たような調味料があるが、四川省の方が香りが強く、普及と発掘の価値がある」と語った。

山椒は各種ビタミンと微量元素が豊富で、気のめぐりを良くし、痛み止めや寒気を払う効果の他、食欲を促進し、脾臓を整え、リウマチや関節炎の治療といったさまざまな効能がある。

山椒の多様な効能とその悠久の歴史を知り、メンバーの日本人たちは深い驚きを覚え、多くを学んだ。山野辺仁さんは、「今回の旅行を通じて、四川の人々にとっての山椒の重要な効果を理解することができた。これは単なる調味料ではなく、四川の人々の日常的な食生活において最も身近な存在だ」と語った。

中日両国の料理人が「深夜食堂」 で技を競う

今回のグルメの旅のメンバーたちは「食いしん坊のプロ」と呼ばれる以上、当然ながら「プロ」らしさを示さなければならない。四川省の料理人と今回の「食いしん坊のプロ」のメンバーである3人のプロの料理人が15日夜、賑やかながら白熱した「中日料理技術交流大会」を開き、中日料理の融合と発展について交流した。そして屋外には中日両国の料理人による臨時の「深夜食堂」が設置された。

四川省の料理人は「麻婆豆腐鮮鮑焼」や「麻辣泡椒雅魚」などの料理を作り、四川料理の多様性を主に披露。伝統的な四川料理を下地に、新たな要素を加えることで、四川料理の多元的な発展と革新を十分に示した。日本からの客人たちはこれらの料理に対し、口々に称賛を唱え、次々と記念撮影を撮っていた。(提供/人民網日本語版・編集YF)

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