脳に入り込む寄生虫!33人が広東住血線虫症に感染―雲南省大理ペー族自治州

Record China    2008年5月2日(金) 12時13分

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5月1日、中国衛生部は雲南省大理ペー族自治州で33人の広東住血線虫症患者が発見されたとして外食産業及び消費者に警戒するよう呼びかけている。写真は北京市の患者。寄生虫に感染された料理を提供したレストランに治療費の支払いを求めた。

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2008年5月1日、中国衛生部は雲南省大理ペー族自治州で33人の広東住血線虫症患者が発見されたとして外食産業及び消費者に警戒するよう呼びかけている。中国新聞社が伝えた。

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広東住血線虫は幼虫期にはカタツムリ、カエル、エビ、カニ、貝、魚などに寄生、それを食べたネズミの体内で成虫となる。人間が幼虫が寄生する宿主を食べたり幼虫を含む水や野菜などを口にした場合、脳や脊髄の血管や髄液の中に住み着き、頭痛、めまい、発熱、顔面まひなどの症状を引き起こす。最悪の場合、脳に障害を及ぼす可能性もある。

06年には北京市でタニシを経由して集団感染が発生し、160人が感染、25人が重症となった。衛生部は寄生虫に汚染されている食品の加工に際し厳格な規定を設けており、適切な処理をされていない水産品を口にしないよう呼びかけている。生の水産品は特に注意が必要だ。(翻訳・編集/KT)

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